6月度 活動報告(0619)
この日は新たな場所に行きました。
福田百貨店から山の方に歩いて林道へ。
最初はアスファルトで舗装されていますが、
途中から未舗装の山道になります。
山に入るにつれて、
次第に昔の古い道になります。
大きな葉っぱを取ってあげたら、
喜んで遊びだしました。
しーちゃんが落ちていた枝を振り回していると、
いっちゃんが「危ないからダメ―!」といって制止います。
で、いっちゃんが力ずくで取り上げます。
でもまだ枝で遊びたいしーちゃんは、
次々に枝を拾います。
それをいっちゃんが負けじと奪って行きます。
最終的にはしーちゃんが諦めました。
ちなみに、
周りに人がいないとこなら枝を振り回して遊ぶのは別にいいと思います。
それ自体は面白いですし、いろんな発見や体験をさせてくれるので。
周りに人がいて危ない場合は、
そのことを、自分や周りの子たちが判断できるようになれば、
こういうことも起こらなくなってくるはずです。
といっても、
何もない所で子どもたちがそのことに勝手に気付くことはありません。
大人が「危ないからダメ」と毎回注意するのも違います。
枝を人のいるところで振り回すと危ないということを、
子どもたちには体験しながら身に付けてほしいと思います。
ちなみにいっちゃんが今回「枝は危ないからダメ」と言って、
執拗にしーちゃんから枝を奪っていたのは、
先週しーちゃんに枝でバシバシ叩かれて痛い思いをしているからです。
そういう経験をしながらやって良いこととダメなことを、
身に付けて行ってほしいと思っています。
さて、
今回の遊び場所は、
昔は石垣で気付かれた田んぼか畑で、
今は植林してあるというような場所でした。
なので、
いろいろ障害物も沢山あります。
まずは石垣。
こっちゃんが降りれる石垣は、
このくらいの高さが限界みたいでした。
上る方は低くてもなかなか大変みたいで、
1人では登れなかったので、
助けて貰いながら先を進みます。
つづく障害物は倒木。
いっちゃが2本の枝に足を挟まれて動けなくなりました。
罠にかかったみたいな感じです。
それをしーちゃんが助けてくれました。
倒木は結構いっぱいあって、
子どもたちの行く手を遮ります。
僕は上からまたいで通る高さでしたが、
子どもたちは下をくぐっていました。
なお、しーちゃんはこの後リュックが枝に引っ掛かり、
しばらく立ち往生していました。
こっちゃんも上二人を見習いながら、
上手にくぐってついてきます。
こんどはしーちゃんが尻もちをつきました。
先週のふーちゃん同様リュックが重くて起き上がれない様子。
どうにもならないようなのでリュックを外してあげました。
午前中はこんな感じで、
障害物越えをずっとやっていました。
どうやったら効率よく障害物を乗り越えられるか、
少しずつでも身に付けていってくれることでしょう。
この山の中かなり蚊が多くて、
ずっと僕たちの周りを飛び回っていました。
さすがにずっと周りでブーンブーン聞こえると、
気になって仕方がないので、
お昼ご飯は一度山から抜け出して食べることにしました。
ちなみに大人の僕は、
蚊にかまれたら痒くなるということを、
体験的に知っているので気になるのですが、
まだこれくらいの子どもだと、
蚊にかまれても痒くないので、
子供たちは全く蚊の存在を気にしていません。
実害が特にないから、
周りで飛んでいても無視していいわけです。
蚊を気にしだすと遊びの邪魔になるので、
子どもたちが自分で身に付けるまでは、
逆に大人が蚊に過剰に反応し過ぎて、
それを子供に伝染させてしまわないように、
してあげたいなと思っています。
なので僕は至って平静を装っていましたが、
僕は元来蚊にかまれると人より腫れる体質なので、
僕にとってはやや修行です(笑)。
せめてお昼ご飯の時くらいは脱出させてねということで、
お昼ご飯は山から抜け出して食べました。
「山を抜けたらお昼にしようね」
と言っていたので、山を抜けたら即「ご飯!」ということになり、
成り行き上アスファルトの上で食べることになっちゃいました。
お昼ご飯を食べた場所は、
丁度道の分岐点みたいな場所です。
午前中は左の道に行って、
午後からは右の道へと向かいました。
なお、
道路が濡れているのは、
こっちゃんが倒した水筒のお茶です。
山道を歩いていると、
山の中に上がって行くけもの道がありました。
そこにすかさず上るしーちゃんといっちゃんです。
高さは全然ないけれど、
しーちゃんはそこで滑り台遊びを始めました。
なんでもない斜面は突如すべり台に早変わり。
しーちゃんの真似をして、
いっちゃんも滑り始めました。
そしてこっちゃんも。
みんな何度も繰り返し遊んでいました。
そのうち、
しーちゃんとこっちゃんが登り道で一緒になってしまい、
2人がもつれ合って転落。。。
こっちゃんの見事なこけっぷり。
もちろん半べそでした。
でもすぐに機嫌が直って、
また遊び始めます。
遊びの間はいつもこんな感じで、
誰かが泣いて、誰かが笑って、
色んなことを繰り返しながら遊んでいます。
そのうちこっちゃんは、
葉っぱむしりにはまり出しました。
1枚ずつ摘み取って行き、
次第ににっこり上機嫌になっていました。
それを見ていたみんが真似をして、
みんなで葉っぱむしりを始めます。
子どもたちが去った後は、
裸になった枝と降り積もった葉っぱたちの姿が・・・。
まあこのくらいなら自然の回復力の範囲内でしょう。
子どもたちは、
「おんせんにいこう」と言いながら、
山道を進んで行きます。
途中ちょこちょこお茶休憩をしましたが、
今日もしーちゃんのお茶が早々なくなってしまったので、
いっちゃんが分けてあげていました。
この日の天気予報は午後から雨だったので、
「降る前に帰ろうね」といって、
福田百貨店に戻ることにしました。
ところどころでテンションが上がるこの二人。
この日も突然いろんなところで楽しそうにしていました。
(↑↑↑二人ともノリノリで歌っています♪)
で、たまに転んだり。
福田百貨店のすぐ前まで戻って来たところで、
道に落ち葉だまりを見つけました。
いっちゃんが葉っぱをまきあげて遊び始めたら、
みんなが一緒にやり出しました。
最後に楽しく終われた一日でした。
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